STEP 1.  クイリングペーパーの作り方

クイリングには欠かせないクイリングペーパーは、市販のものを購入するか自分で紙をカットして作りましょう。本格的にやりたい人、忙しい人、面倒臭がりな人には、便利な市販のクイリングペーパーが、おすすめ!そしてとりあえず試してみたい人、お金を掛けずに楽しみたい人は、自分で紙をカットして作りましょう 

 

1.市販のクイリングペーパー
クイリングペーパーの画像

国内外のメーカーから、様々なクイリングペーパーが市販されています。 画像は、米国Lake City Craft社のクイリングペーパーです(追記:Lake City Craft社は、廃業だそうです。ここの愛用者が多いだけに、とても残念ですね)入手先ですが、一部の手芸店、紙専門店、文房具売り場、ホームセンター等。残念なことに、クイリング自体を取り扱っている店は、未だ少ないようです。最近では、ECサイト等で販売しているところが増え、ネット注文が主流のように思います。クオリティを求めないのであれば、アマゾン等で、中国製のクイリンググッズやペーパーが安価で入手できるみたいですよ。

国内のクイリングペーパー/ ヤマト・econessnet・Paper Intelligence(花岡)・クイラーズ・NK craftなど

海外のクイリングペーパー / Quilledcreations・Paplin Products・JJ Quilling Designなど

2.クイリングペーパーの作り方

クイリングペーパーは、自分で手作りすることも出来ます。以下は、クイリングペーパーを作る際のアドバイスです。


 

クイリングストリップの画像
どんな紙を選べばいい?
クイリングペーパーには、この紙で!という決まりはありません。アナタの身の周りにある紙や、お好きな紙で、色々作って試してみてください。注意点としては、極端に薄すぎたり、分厚すぎる紙だと、巻きにくいようです。もしどの紙がいいのか迷ったら、市販のクイリングペーパーでよく使われているタント紙やラシャ紙、色上質紙などが、おすすめです。
紙をカットする前に確認しよう
紙をカットする前に、必ず「紙目」を確認しましょう。紙をタテ・ヨコに軽く丸めてみて、丸めやすい方が、巻く方向(長辺)にくるように、カットしてください。紙目を無視してカットした場合、巻きにくかったり、巻きがカクカクしたり、キツく巻いたときに折れ線(亀裂)が入ってしまうこともあります。

カットするサイズは?

市販のクイリングペーパーは、長さ30~60cmくらい。幅は、1mm幅, 2mm幅, 3mm幅, 6mm幅, 10mm幅などが、一般的です。これくらいの長さや幅が使いやすいという意味で、参考にしてくださいね。はじめのうちは、3mm幅くらいが巻きやすくて良いかもしれません。幅が細いほど繊細に、太いほど奥行きが出て、立体感のある仕上がりになります。作るものによって、上手に使い分けましょう。
どうやって紙をカットするの?
全然むずかしいことは、ありません!紙を、リボンのように細長く真っ直ぐに、カットするだけです。カットする道具も、カッターやハサミなら、どこのお宅にも大抵ありますよね。カッターは、定規をあてながら、カット。簡単だし切り口もキレイです。ハサミを使う場合は、定規でガイド線を引いてから、なるべく切り口がキレイに仕上がるように丁寧に切ってください。それから紙裁断機を使えば、正確にまっすぐ紙をカットすることが出来ます。千円前後で買えるストレートカットの手回しシュレッダーなら、クイリングペーパーを、あっという間に量産できますよ。ただし幅は選べず、カットした面も荒めになります(でもそれはそれで味があるんですけどね 笑)同じようにして、パスタマシンでも量産できるようです。使い分けのアイディアなのですが、例えば、たくさん使いたいパーツ練習用には、シュレッダーで不要な紙をカットしたものを使い、作品用には、お気に入りの紙をカッターでカットしたものを使う…といったように用途別に、紙や道具を使い分けるのも、ひとつの方法ですね。

クイリングペーパーをカットする5つの方法
シュレッダーでクイリングペーパーを作る画像

3.クイリングペーパー比較

シュレッダーで作ったもの、カッターでカットしたもの、市販のクイリングペーパーを簡単に比較してみました。